神奈川県で事業承継・空き家問題・相続手続き・登記・遺言書作成でお困りの方は中村好孝司法書士事務所へ

中村好孝司法書士事務所

ご相談ダイヤル

042-740-9660

平日受付 8:30 ~ 17:30

ご相談は電話かメールで!

所長ブログ

TOP >  調整力・・・! 相模大野の司法書士からのアドバイス

調整力・・・! 相模大野の司法書士からのアドバイス

2017 / 04 / 19 / 水

日々のご相談の中で、当事者の間に入って、お互いの意見を聞きながら、争いにならないよう調整させていただくことがあります。

 

争いが顕在化していて、司法書士が法律上扱えない案件については弁護士の先生に引継ぎさせていただくことになるのですが、お互いの意見を調整しながら、お互いが納得する落としどころを探っていくことで、裁判などの法的手続きを行うことなく、問題を解決することもできますし、そのような方向で解決していくことを常に考えております。

 

というのも、裁判で決着をすることになると、自分の主張が認められたとしても、お互いの関係を修復することが困難となります。よって、まだ話し合いの余地がある場合は、丁寧にお互いの意見を聞くことで、誤解や価値観の相違など問題点をまず把握します。問題点を把握したら、あとは絡み合っている糸をほぐしていくことで、糸が切れて元通りにならないことを防いでいきます。

 

お互いに自分の主張は正しいと思っていらっしゃいます。当たり前ですね。自分の価値観で物事を考えているわけですから、思っていることはすべて正しいわけです。お互いが正しいと思って、相手が悪い(又は理解してくれない)と思っているままでは、平行線をたどってしまいます。

 

そこで、間に入り相手の視点から見えている世界や考えを、うまくお伝えすることで、「なんだ、実はそうだったんだ」と思っていただけることも多々あります。相手が悪いと思いだすと、すべてが悪いように物事を判断してしまうので、その誤解をといてあげることも重要です。

 

方法論が違っていたり、重きをおいている価値観が違っているだけで、目指すべき方向が同じ場合は、その点を整理することで問題が解決することもありますし、お互いが不満と思っている感情をお互いに理解してあげることも重要です。

 

当事者同士では非難合戦になってしまいがちですが、第三者が入ってお互いの不満をしゃべってもらうだけで、問題が解決したこともたくさんあります。争いがあったから法的解決をすぐ考えるのではなく、まずはコミュニケーションをしっかりとって建設的な話し合いをすることが大事だと思います。

 

・・・と人のことについては、冷静に判断できるのですが、家庭では感情が先立ってしまってうことが多いです。お互いが、自分の主張をするだけでなく、相手が自分に理解してもらいたいことを受け止めてあげることが、争いをさける大事なことだとわかっているのですが・・・・。やはり、問題解決には正誤が重要なのではなく、感情を理解してあげることが重要なようです。

 


 

 

 

 

事業承継・相続・登記全般相談可能神奈川全域相談可能

042-740-9660

平日受付 8:30 ~ 17:30
メール無料相談はここをクリック 24時間受付