神奈川県で事業承継・空き家問題・相続手続き・登記・遺言書作成でお困りの方は中村好孝司法書士事務所へ

中村好孝司法書士事務所

ご相談ダイヤル

042-740-9660

平日受付 8:30 ~ 17:30

ご相談は電話かメールで!

所長ブログ

TOP >  〇〇に始まり、〇〇で終わる・・・・・!    相模大野の司法書士からのアドバイス

〇〇に始まり、〇〇で終わる・・・・・!    相模大野の司法書士からのアドバイス

2018 / 03 / 21 / 水

 

 

 

 

オーダースーツのショップにて・・・・

 

 

先日、夜の会合予定まで1時間ほど時間が余っておりましたので、目的もなくふらふら街をさまよっておりました。

 

そんな時、ふと、オーダースーツのショーウィンドウが目に入ってきました。思い起こせば、ここ数年スーツを買っていませんでしたし、メタボ気味で既製品のスーツのサイズが自分の体にいまいちフィットしていない感じがしておりましたので、とりあえず店内に入ってみることにしました。

 

以前、別のお店でオーダースーツを作ってもらった時は、展示してある生地の中から自分好みの生地をチョイスし、採寸してスーツの型のパターンをサクサクと15分程度で完了・・・という流れでしたが、そのお店は違っておりました。

 

接客についてくれた店員さんは、普段のスーツの用途、所有しているスーツの色、スーツに対する世界観!など、生地を選択するにあたり、長めのヒアリングがありました。

 

ヒアリングが終わった後に、その話を受けて、最近の流行や店員さんのおススメについてのレクチャーがあった後に、ようやくスタートである生地を選択する工程までたどり着きました(笑)

 

生地を選択した後も、メジャーで採寸しながら「スポーツをしていたのか?」に始まり、採寸上の数字ではわからないものの、フィットしたスーツを作るには必要と思われる情報を丹念なヒアリングがあり、スーツの型もヒアリングをもとにチョイスをし、渾身の一着が完成!(・・したような気になっていました)

 

その店員さん曰く、デパートで扱っているメーカーの縫製よりも技術に自信があるので、お客さんが望んでいるスーツの希望をしっかり聞くことができたら、その時点でご満足できるスーツが出来たもの同然なので、スーツを作るまでにしっかりとヒアリングをしているとのこと。

 

確かにお店にとっていいスーツであったとしても、お客様にとっていいスーツになるとは限りません。お客様が満足するスーツを仕立てなければ、お店の自己満足に過ぎないからです。

 

このことは私たちの仕事にもあてはまります。

 

一般的に良いと考えられている解決方法を単にご提案したとしても、それはサイズの合わない既製品のスーツを提供しているようなものです。

 

また、お客様の価値観やご要望を重視することなく、こちらの価値観にもとづき問題解決の提案したとしても、それは、体にジャストフィットしたオーダースーツでありながら、自分が思い描いていないスーツが仕上がってしまったことと同じです。

 

生地の状態から、体にジャストフィットさせ、しかも、自分の好みのスーツに仕上がるためには、お客様からの丁寧なヒアリングは避けて通れない大切なプロセスです。

 

つまり、お客様が求めていらっしゃる潜在的な情報をヒアリングすることが出来れば、問題解決の半分は出来たのも同然だということです。

 

「ヒアリングに始まり、ヒアリングに終わる」

 

業務を遂行するうえで大切にしている指針ですが、ふらりと立ち入ったオーダースーツの店内で、改めてその重要性を認識することとなりました!

 

 

事業承継・相続・登記全般相談可能神奈川全域相談可能

042-740-9660

平日受付 8:30 ~ 17:30
メール無料相談はここをクリック 24時間受付