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保有コストを考えると・・・!     相模大野の司法書士からのアドバイス

2019 / 01 / 29 / 火

 

 

 

リゾートマンションの現状・・・・

 

 

今日、親しくさせていただいている社長さんと話をしている時に「先生、スキーやる?」という会話ですぐにピン!ときたことがありました。

 

 

話をすすめていくと案の定、思ったとおりの展開となりました(笑)

 

 

それは、「リゾートマンションをもらってくれませんか・・・」という相談です。

 

 

 

今までも同様の話を何度かいただいたことがあります。バブルのスキーブームの時に、あちらこちらの田んぼにリゾートマンションが乱立し、バブル崩壊とスキーブームの終焉で価格が暴落しました。

 

 

 

しかも、リゾートマンションはプール、テニスコート、ラウンジ、温泉大浴場などを併設している物件も多いため通常のマンションと比べて管理費が高いことや、室内の劣化を防ぐために除湿や空気の入れ替えなどのメンテナンス契約もしていると、月々のコストは相当なものになります。

 

 

 

毎週のようにスキーをされるという方は別でしょうが、シーズンに1、2回程度利用されるという方であれば、上げ膳据え膳で過ごすことのできるホテルを利用した方がコスト面を考えてもいいと思われる方が多いと思います。

 

 

ということで、リゾートマンションを購入したいという需要が少なくなっているために、リゾートマンションを所有されている方が売却したいと思っていても、希望どおりの価格で売却できないどころか、無料でも引き取ってくれない・・・という事態が生じています。

 

 

 

今日の話があった物件についても、所有者の方がそのような悩みをかかえていらっしゃるようで、相談した不動産会社から、固定資産税・管理費・修繕費など年間維持費の数年分に該当する金額を払うのであれば物件を引き取りますと言われたようです。

 

 

 

つまりお金を払わないと所有権を手放せないということだったため、冒頭の相談につながったわけなのです・・・・。

 

 

 

一戸建ての空き家と異なり、リゾートマンションは毎月の維持費がかかりますから、所有者の方の負担が大きいですし、その負担ができない所有者が増えることでマンション自体の維持も困難になってきますから、今後深刻な問題となっていきそうなそんな予感を感じた出来事でした。

 

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