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忍び寄る影・・・!      相模大野の司法書士からのアドバイス

2018 / 10 / 22 / 月

 

 

明日は我が身と思って・・・

 

 

積水ハウスが55億円もの被害にあった詐欺事件で、9人目の地面師が逮捕されました。

 

 

私どもの事務所では、地元の不動産会社からの依頼が多いため、数十億円もの売買の依頼が舞い込んできたなら、相当警戒するというか、まずは疑うことから始めると思うのですが、日々大企業から高額案件を受託していたのであれば、ルーティンワークとして、危機感が薄れてしまうかもしれません。

 

 

それにしても、不動産詐欺のプロである地面師が寄ってたかって、ターゲットにされるなんて、考えただけでも恐ろしいです。

 

 

ただ、一部の役割を担った犯人は、いろいろとボロが出て何度か契約が取りやめとなったり、その場のやり取りをスマホの動画で撮影されたりと、何かしらの違和感がところどころにあったのかもしれませんが、報道では同席していた弁護士の先生は地面師に気が付かなかったとのことですから、「疑いの目」で物事を見ていなかったのであれば、そういった違和感にもスルーしてしまうんでしょうね。

 

 

積水ハウスに至っては、複数の第三者から取引が虚偽であることを忠告されていたにもかかわらず、取引を「疑いの目」で見るどころか、忠告を「取引妨害の嫌がらせ」として見てしまったということですから、同じ物事でも意識が異なれば違ったように見えてしまうということなんでしょうね。

 

 

私たちは、日々、高額な財産である「不動産」を扱っているわけですので、常に「疑いの目」で物事を見て、取引に違和感を感じることが大切だということを改めて学んだ気がします。

 

 

犯罪が複雑かつ巧妙化していますので、不動産に限らず、「うまい話」や「おかしい話」で違和感を感じたら、ご自身で判断せず、ぜひ専門家にご相談ください!

 

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