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通帳レスにする場合・・・!    相模大野の司法書士からのアドバイス

2019 / 06 / 01 / 土

 

 

相続手続きの際に・・・・

 

 

6月10日より、三菱UFJ銀行ではお客様からの申し出がない限り通帳を発行しないことになり、通帳レス化を促進していくようです。

 

 

紙の通帳に長年慣れてしまっていると、急に紙の通帳から通帳レスへ変更するのは不安がつきまとうと思われるので、通帳レス化が標準になるにはまだ時間がかかるかもしれません。

 

 

 

ちなみに、通帳レス化をした場合、将来の相続の際、自分の口座が発見されないというリスクが起きないかちょっと心配です・・・・。

 

 

一緒に住んでいない方がお亡くなりになられた場合、被相続人がどこに銀行口座を持っていたかを相続人が調べるために、「通帳」は重要な情報となります。

 

 

私も相続人の方とご自宅の遺品整理のお手伝いをした際、引き出しから出てきた通帳を発見して、被相続人の銀行口座を特定できたということが何度かあります。

 

 

しかしながら通帳レス化となると通帳がないわけなので遺品整理をしても情報を見つけられないことも考えられますし、スマホやパソコンにパスワードなどが設定されていると、通帳レスの可能性を考えてそれらを確認しようにもパスワードがわからなければ調査が困難となるため、口座を発見できないというリスクも生じてくることが想定されます。

 

 

今後キャッシュレス化の波は確実に到来すると思われますが、そうなった場合に備えて、エンディングノートなどに金融機関や口座番号を記録しておき、相続人の方に口座の存在を知らせる手段を講じておくことも検討していく必要があると思われます。

 

 

アナログ情報からデジタル情報に切り替える際は、「見つからないというリスク」に注意することも大事かもしれませんね。

 

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