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働きながら受験するということ・・・・!   その2    相模大野の司法書士からのアドバイス

2017 / 08 / 31 / 木

 

 

ライバルに差をつけることが大事です・・・・・

 

昨日のブログでも書いたように、司法書士試験は、7月の第1日曜日に実施されます。その後、筆記試験の合格発表が9月の終わり頃にあり、合格者は口述試験へとすすむこととなり、最終的に11月に合否の結果が発表されます。

 

司法書士試験の口述試験はふるい落としするための試験ではないため、9月の終わりに発表される筆記試験に合格することが当面の目標となります。つまり、筆記試験で合格すれば、試験に欠席したり、司法書士になるにあたり、品位に欠けるようなことがなければ、最終合格への道は約束されたことになると言ってもいいと思います。

 

 

司法書士試験は、なかなか一発で合格できる試験ではないため、何度か受験を繰り返すこととなります。受験勉強中は、「風呂」・「トイレ」・「食事」の時間以外は机にかじりついて勉強している受験生がいるほど、過酷な受験生活を送ることとなります。

 

よって、7月の第1日曜日の試験が終わると、なんともいえない解放された気分に浸ることとなり、「試験中に我慢していたあれをしよう!」「旅行に行ってストレス解消しよう!」「受験生活から少し距離を置いて頭をやすめよう!」など、数々の誘惑が自分に襲いかかってきます・・・・・。

 

また、9月の合格発表まで、合格したかどうか不安で勉強が手につかない・・・という受験生もおり、なかなか勉強に集中することができない期間であるということがいえます。

 

しかし、それらの誘惑に負け、この期間に堕落した受験生活を送ってしまうと、後から受験時のピークの状態に戻すまでに相当な時間を費やすこととなってしまいます。また、発表まで、2ケ月強の期間があるので、この間に勉強よりも上記のような癒しを優先してしまうと、万一不合格となった時に、試験まで残り10ケ月しかない状況におちいってしまうことになります。

 

昨日のブログでも書きましたが、司法書士試験では11科目を解かなくてはならないので、常に忘れないようバランス良く勉強しつづける必要があります。よって、試験が終わった解放感で毎日勉強し続けるリズムを崩してしまうと、再度モチベーションをあげて同じ状態に精神力を持っていくことや学力を回復させることは容易でありません。

 

例えて言うなら、BBQの際の火起こしみたいなものだと思います。つまり、最初に炭や薪に火をつけ、燃え続けるような状態にするには、時間と労力がかかります。

 

しかし、一度火がついてしまえば、後は炭や薪を入れ続ければ火が消えることありませんし、特別なことをする必要はありません。ただ、この火をある時点で一度絶やしてしまうと、また同じ状態にするには、最初に火を起こすときと同様で、時間と労力を要することなるのと同じではないかと思います。

 

ということで、試験終了後から発表までの時間を、今までと同じように過ごすことが短期合格のポイントであり、ライバルに明らかな差をつけることができる期間だと思います。

 

試験が終了してしまった以上は、悩んだところで結果が変わるものではありません。いっその事、「今年は不合格だったので来年に絶対合格するぞ!」と気持ちを切り替えて、試験の翌日からリスタートするほうが賢明です。司法書士の試験は実務とリンクすることが多いので、いくら勉強しても無駄になることはないからです。

 

試験終了から、あまり勉強が手についていない受験生の方も、まだ試験発表まで1ケ月弱あります。いまからスタートでも遅くはありません。みんなが遊んでいるときに勉強をはじめることで、ぜひ、ライバルと差をつけ合格への切符を勝ち取ってください!

 

試験合格が最終目標ではありません。試験合格後は、先輩司法書士と同じ土俵で戦わなければなりません。試験の時からライバルと差をつけることを意識して勉強をし続ける習慣をもっていれば、合格後も先輩、同僚司法書士に差をつけることが出来ることと思います。

 

もう少しお伝えしたいことがありますが、続きはまた明日・・・・・。

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