一度手続きをさせていただいた個人のお客様から、別の事案で連絡をいただく瞬間というのは私たちにとってうれしいものです。
なぜなら、以前お手伝いさせていただいた私たちの仕事を評価していただくことになるからです。
特に、ご自身の知人や友人をご紹介いただくことは本当に有り難いことです。
特に、登記手続きのみでお手伝いさせていただいた案件より、お悩みを抱えていらっしゃって、どうして解決していいのかわからない・・・というお客様に寄り添って、解決させていただいたお客様がリピーターになっていただいた場合はなおさらです。
このような案件の場合は、司法書士という資格の枠で考えるのではなく、とにかくお客様の悩みにアプローチして課題を一緒に抽出して、お客様の視点で解決するように心がけております。
よって、その場でお礼をいただくのはもちろんのこと、再度ご相談いただくことは私たちへの仕事に対する評価となります。
今日はなぜか、朝からそのようなお客様からのご来所やお電話が立て続けにありました。子供に相談したくないので、入所を希望している有料老人ホームが問題ない施設なのかどうか、事前に下見に行って判断して欲しいというご要望もありました。
後見人として被後見人の施設を探す場合は、業務として行うこともあるでしょうが、お元気な方からのご依頼ですから、仕事として受けない方もいらっしゃるかと思います。
もちろん、お客様が終のすみかとして適性なのかどうかという問題でお悩みになっていらっしゃる訳ですから、その判断の一つになればと思い、遠方ですが下見に行かせていただくことにいたしました。もちろん、実際に入所することに決まった場合は、契約書をくまなくリーガルチェックして、紛争を事前に予防するなど、本業分野についてお手伝いするのは当然のことです。
上記のように、生活のこと、住まいのこと、親子間のこと、兄弟間のこと・・・など、リピーターの方の来客とご相談のお電話で一日が終わった感がします。
しかしながら、リピートいただくという見える形で評価をいただくことで、満足していてはいけませんね。私どもの対応で不満があったお客様が、直接クレームという形でお伝えいただける場合は問題点を認識することができるのですが、事務所に二度とお越しいただけないというお気持ちを持たれたお客様を私たちが知りえることは難しいからです。
ご満足いただいたお客様と同じだけ、ご満足いただけていないお客様がいるという認識をもって、スタッフ一同、業務に励んでまいりますので、お気づきのことがありましたら遠慮なく教えていただければ幸いです。
なお、毎週月曜日にスタッフが交代で、みなさまにブログを発信しております。各自が感じることを、仕事の合間に書き溜めてアップしておりますので、ぜひそちらもご覧ください!