積水ハウスが「ブロックチェーン技術」を活用して、賃貸住宅を管理するシステムを構築するとの記事が日経新聞の企業消費面に出ておりました。やはり、想像していた方向に不動産のシステムも変わっていきそうです。
このブロックチェーンの技術は、ビットコインの取引所となっている株式会社bitFlyerが有する技術が利用されます。この株式会社bitFlyerは国内最大手の取引所で、今回は次世代のブロックチェーンシステムである「miyabi」というプライベート型ブロックチェーンの技術を活用するようです。この「miyabi」は、3大メガバンクとの実証実験にも利用されて、製品と呼べる段階にあるそうです。
【bitFlyerの資料より引用】
この「miyabi」と先日のブログでも書いた「スマートコントラクト」の仕組みをつかって、日本で初めてとなる不動産情報管理システムが2017年度内に構築され、東京都と神奈川県の営業地域で運用が開始されます。2020年を目処に、物件見学・入居申込み・入居契約・入居までの一連のサービスについて、今回構築されるシステムをプラットフォームとして提供していくようです。
将来的には、他業種分野のブロックチェーンシステムを活用して、銀行・不動産登記・保険・マイナンバーと融合することを目指しているとのこと。となると、不動産登記にブロックチェーンシステムが活用されるという話も、そんなに非現実的は話ではなくなってくるかと思います。ちなみに、下記が想定されている活用事例です。
参考までに・・・・。