昨日は、暴風雨でびしょぬれになりながら、遠方の公証役場まで任意後見に関する契約締結の立会いにいってきました。
近々、土地の有効活用を検討されていらっしゃるお客様が、その手続きの最中に万一のことがあった場合、借入れの手続きや建物の請負契約などがスムーズに行かなくなることを懸念されておりましたので、そのような事態に備えて対策をとらせていただきました。
今後、複雑な交渉や手続きが想定されておりましたので、ご自身が元気な時でも長男に手続きを委任することができる「委任契約」と、認知症になった時に効力が発生する「任意後見契約」をセットとし、お客様の最寄の公証役場で手続きを行いました。
公証役場で手続きを待っている間、お客様から「そんなに年の変わらない知人が、認知症の症状を発症して驚いている。あんなにしっかりしていたのに、急に変わってしまった・・・」とお話をされており、任意後見契約の必要性を十分感じていただいたようです。
私も、「これは保険と思ってください。何もなければ一番いいことなのですが、万一あった場合のリスクに備えておくことで、安心して生活することが出来るんですよ!」とお伝えさせていただき、公証役場を後にしました・・・。