昨日は、幹事に必要とされる「○○力」と仕事の関係性について書きました。
今日は、今までの経験から、仕事ができる人の特徴について自分なりに感じていることを書いて見たいと思います。
社会人であれば、「仕事ができない人」と思われるより、「仕事ができる人」と周りから思われたいですよね!
特に私たちのような専門家は、「仕事ができない人」と思われてしまうことで、お客様との信頼関係を構築することができなくなってしまいますので、業務遂行していくうえで致命傷となってしまいます。
今まで、いろんな人と仕事をさせていただきましたが、「うん、この人は仕事ができる人だなあ!」と感じた人に共通していることの一つとして、仕事が速いことがあげられます。
事務所を開業するときに指針としていたのは、「正確かつ迅速に業務を行う」ということでした。20年経過した現在でも、仕事を迅速に行うことは大事だと感じておりますし、(きちんと出来ているかは別として・・・)そのことを常に意識するようにしております。
それでは、仕事が速い人とはどのような人のことを言うのでしょうか?
私なりに仕事が速い人だと思っているのは、「レスポンスが速い」人です。
レスポンスの速さが顕著にあらわれるのが、メールの返信までの時間です。メールは電話と異なって、メールを送信した時に相手の時間を拘束するものではなく、受信側が好きなときに返信するものと考えられております。
つまり、「メールに返信するかしないか」「いつ返信するか」は受信者側の裁量にゆだねられています。
ところが、いつもメールを送信して、必ずすぐに返信をくれる人がいます。もちろん暇な方ではなく、どちらかと言うと忙しい方なのですが、こちらからメールを送信して30分以内に返信がくることがほとんどです。
メールを読んだとしても「後回しにしよう・・・」と考えて返信が遅くなったり、時間が経過して返信自体を忘れてしまう人が多いにもかかわらず、レスポンスが速い人は、後回しせずにその場ですぐに返信することを常に意識されていらっしゃいます。
後回しといえば、夏休みの宿題と同じです。というのも、夏休みの宿題は、後回しにしても結局いつかはやらなければなりません。しかも、後回しにしたことで、「宿題をしなければ・・・」と頭の隅で常に気になってしまいます。(経験している人は多いですよね・・・・)
仕事も、後回しにしたことが多ければ多いほど、頭の中が「気になること」で占有されてしまいますので、思考が低下し、仕事のパフォーマンスも下がってしまいます。
よって、そのようなことにならないように、メールに限らず、その場で即座に物事に対して対応する習慣がある人は、意思決定も速く、より多くの仕事を、最適なパフォーマンスでこなすことができるので、仕事が速くなるのではないかと思います。
また、「目標から逆算して仕事をしている」人も、仕事が速い人だと感じます。
仕事の最終目標を頭の中でイメージし、逆算して考えることで、目標まで何をしなければならないのかを細かく設定し、仕事の優先順位を自分で判断することができるようになります。よって、ダラダラと時間を消費したり無駄な作業を行ったりすることがなくなるために、仕事を効率よくすすめることができます。
人は目標があるとそれに向かって行動するものです。目標から逆算して考えることで、「いつまでに」「どの仕事を」「どのくらい」すればいいのか、自己管理することで、無駄な残業を減らすことにもなりますし・・・・。
仕事が速いと感じる人に共通することの続きについて、明日お伝えしたいと思います。