先日なにげなくテレビを見ていたら、近い将来実現するであろう技術についての特集がされておりました。
一つは「レジロボ」
将来的な人材不足を見据えて、コンビニでのレジ作業を人がするのではなく、買い物カゴごと専用の機械に入れ、商品についている電子タグが支払額を瞬時に計算し、かつ、商品がレジ袋に入れられた状態で、機械から出てくる仕組みとなっております。
電子タグを使うことで商品をスキャンする必要もありませんし、商品を袋詰めにする作業も機械が自動でしてくれます。コンビニで買い物をするとき、商品の品出しの作業にかかったと思ったら、お客様がレジ前に並ぶとすぐにレジへ戻る光景を何度か目にしており、効率的な動きではないしスタッフの人も大変だなあ・・・・・と思っておりましたが、これを導入すれば、数台のレジも一人のスタッフで十分に受け持つことができるので、省力化か可能となり、人材不足に悩みコンビニにはいい技術なのかもしれません。
もう一つは「指紋認証」
専用の端末に登録した指をのせるだけで、買い物での支払ができます。将来的には免許証や保険証等のデータを共有することで、指一つで、免許証がなく本人確認もできますし、お金を持たずに買い物もでき、保険証がなくても病院で治療を受けることができるようになるそうです。
指紋を偽造されないように、静脈認証の技術なども併用してセキュリティーを強化しているとのことでした。個人的には、そのような技術が浸透してきた時に、今までのお金の役割がどのように変化するのか興味深いところです。
それでなくても、電子通貨・電子マネー・仮想通貨など、従来のお金とは異なる通貨が流通するようになってきています。今後、指紋認証ですべてのお店で買い物が出来るようになったとき、既存のお金は流通する必要性がなくなってきますので、日銀がどのように対応し金融政策をしていくのかな・・・・?と、どうでもいいことを考えてしまいました。
レジロボで機械がレジと袋詰めをしてくれて、指紋認証で決済をする・・・そんなことが近い将来実現するかもしれませんね。