昨日、国土交通省から基準地価が発表されました。
全国で最も地価が高かったのは、東京銀座2丁目にある【明治屋銀座ビル】
12年連続1位で、1平方mあたり3890万円!!
バブルの高値の3800万円を上回りました。
全国の住宅地で上昇率1位となった場所が、北海道虻田郡倶知安字樺山です。自然豊かな風景と羊蹄山を眺めることができ、冬には、パウダースノーが特徴のニセコスキー場でのスキーを楽しむことができます。
そのため、世界各国から人が集まってくるため、別荘地・ペンションなど外国人向けの需要が高まっているとのことです。
朝のテレビの映像では、至るところに英語表記の看板があり、行き交う人も外国人が多く占めており、まるで海外の町並みのようでした。
都道府県別の住宅地の基準地価の変動率を見てみると、東京が1.8%で2.4%の沖縄に続く2番目の上昇率となっております。
ちなみに、「東京に、家をもとう」のキャッチコピーと織田裕二の犬の着ぐるみのCMで有名な「オープンハウス」の業績も地価の上昇率に伴って増加しているのか気になって同社のHPで決算資料を見てみました。
【HPより引用】
売上高が2015年が1793億円、2016年が2472億円、2017年が3000億円の予想となっておりました。東京の住宅地での地価が上昇しているということは、東京での土地の需要があるということなので、東京に特化して宣伝している同社の業績にしっかり表れていますね。
今後、地価が上がりすぎるとバブルの頃の高値掴みで痛い目にあったことが教訓となっていますから、地価下落への警戒がされるようになれば、2020年のオリンピックを前に上昇率が伸び悩んでいくかもしれません。
基準地価の変動率と空き家問題の相関関係についても、しっかり注視していきたいと思います。