昨日は士業のAIによる代替可能性について書きましたが、今日はその続きを・・・。
ある本によりますと、今後AIで置き換えることができないといわれているのが、「クリエイティビティ」「マネジメント」「ホスピタリティー」の3つの分野だそうです。
クリエイティビティは、今までの市場にはない新しい価値を生み出すこと、マネジメントはビジョンを掲げて働く人と共有し経営すること、ホスピタリティーは相手の気持ちを汲んでもてなすこと・・・でしょうか?
上記のいずれも、自分の頭で考えることや相手の気持ちを考えることが要求されるものです。何かマニュアルがあったり、今までと同じことを繰り返したり、画一的に処理すればいいというものではありません。
よく考えると、これらのことはサービスの原点で当たり前のことですが、コンビニやチェーンストアが増加したことで、画一的なサービスを追及してきたことが、AIに取って代わられてしまうことになってしまう因なのかもしれません。
昔の近所にあった商店のように、相手のことをよく理解し、その人に応じた個別の対応をすること、つまりアナログ的なことが、実はAI時代の到来の際、私たちが生き残っていくのに大事なことだったりするのかもしれませんね。