今週もご自身の将来のことで、ライフプランを一緒に考える機会がありました。将来のご相談の中で、必ず出てくる問題がお墓のことです。
特にお子様がいらっしゃらない方の場合は、先祖代々のお墓の承継は、切実な問題となります。
遠方のお墓の管理が困難なため、自宅の近くの墓地に改葬を考えられたり、お寺に供養してもらう永代供養墓を検討されるなど、どのような方法で解決をしたらいいかを模索されていらっしゃいます。
以前、お子様がいらっしゃらずご主人もお亡くなりになっていらっしゃる方から、自分が認知症になった場合や、お亡くなりになった後のことについてのご相談を受けました。
そのお客様は、事前に葬儀社を呼んで生前にご自身の葬儀について私と一緒に打ち合わせをしたり、誰に連絡をして欲しいかや財産をどのように分配したいかなど、ご自身がお亡くなりになった後のことについて、しっかりと考えていらっしゃいました。
そこで、トータルでお客様のご要望をサポートできるように、
・任意代理契約(足腰が悪くなって銀行に行けなくなった場合等に代理)
・任意後見契約(認知症になって判断能力が喪失した場合に代理)
・死後事務委任契約(お亡くなりになった後の葬儀や荷物の整理等を代理)
・公正証書遺言(残った財産を指定された人に分配)
の契約をお客様との間で締結し、どのような事態となってもサポートできるようにプランニングをさせていただきました。
そのお客様もやはりお墓の件で悩まれていらっしゃいました。上記の契約を締結する前にいろいろとご意向をお伺いしながら、最終的に決まったことを死後事務委任契約の中に盛り込むこととしました。
どのようにご決断されたのか・・・、続きは明日お伝えします。