国が運営するM&A・事業承継の公的な窓口で、各都道府県にある「事業引継ぎ支援センター」の相談件数が、平成23年度の支援事業開始から現在まで、約1万7000社以上あったとのこと。
その中で、実際にM&A・事業承継の成約実績が1000件を超えたのことで、特に今年の直近の成約数は昨年度の同じ時期に比べて1.5倍を超えるペースで増えているようです。
最近、ある程度の年齢になられている社長様に、事業承継についての備えをされているかお伺いするようにしているのですが、気にはなっているけど相談をどこにしていいかわからない・・・という社長様や、まだまだ事業承継に関して考えたこともないという社長様の割合が多いと感じております。
また、事業承継を考えて専門の会社に相談をしてみたが、コンサル会社から提示された報酬がとても高額なので、相談する気が失せてしまったとお話していただいた社長様もいらっしゃいました。
手遅れにならないよう、会社の価値が高いうちから事業承継対策をしていくことがポイントです。
ちなみに、大手のM&A仲介会社である日本M&Aセンターが、本日第二四半期の決算短信を発表しておりました。
売上高からしてもM&A・事業承継の需要は相当ありそうですね。
4月1日から9月30日までの半年で135億円の売上高で、前年の同時期より31.5%も増加しています。また、7月から9月までの四半期におけるM&Aの成約数は105件あったとのことで、1日1組を超えるペースで成約されているそうです。
それにしても、仕入れがなくマッチングすることで収益があがるとビジネスモデルとはいえ、成約数から推測する仲介手数料や利益率の高さにも驚きです!
【HPより引用】