今日の朝刊に、日経ビジネスの広告が出ておりました。タイトルは「現金消滅 あなたの仕事も消える」。
「お金って、昔は紙でできていたんですか?」将来、若者がこう尋ねる時代が来ると・・・いう見出しが気になって思わず購入してしまいました。
その中で、収入を得ると生活資金を除く現金をすべて仮想通貨のビットコインに替えているプロボクサーの事例が紹介されていました。全資産の9割以上をビットコインで保有しているそうで、極端ではありますが、実際に現金を持たないことを意識して資産運用をしている人がいるんですね。
実は世界のビットコイン取引額のうち6割が日本で、ダントツの仮想通貨大国です。まだまだ利用できるお店が少ないので、数字で言われるほど利用されている感覚はありませんが・・・。
ちなみに、中国では、路上での寄付もスマホとバーコードを利用した電子決済が行われているそうです。現金消滅した場合に、ご祝儀などはどうするのかと思っていたのですが、もしかしたら中国の例と同様に、お布施やお祝いもバーコードとスマホで支払う時代が日本でも来るのかもしれません。
この特集の結論として、現金消滅の先にある世界が、不要になる仕事が続々でてくるという予測がされています。インターネットの技術によって、誰もが自由に情報にアクセスが可能となり「情報の民主化」がされたのと同様、仮想通貨やブロックチェーン技術は、「マネーや価値を民主化」されていく方向になるようです。
そうなると、第三者が介在することなく、手数料ゼロで誰とでも直接取引が出来るようになり、スマートコントラクトの技術により契約も自動化されていくので、公務員・銀行・通販業者・シェアリングサービスの業務の仕事が消えると予想されておりました。
シェアリングサービスは、最近一般的になってきたサービスですが、もう仕事が消える対象に入っているとは驚きです!