昨日は、研修生にとって大事な考え方をお伝えしましたが、今日もその続きを少し書いてみたいと思います。
華やかなことにあこがれる気持ちはわかりますが、どの仕事をするにも大切なのは基礎力です。基礎を疎かにしていては大きなことを達成させることはできません。
このことは、パソコンにたとえるとわかりやすいです。パソコンを実際に仕事で使っていくうえで、ソフトがなければただの箱にすぎません。そのため、ソフトが一見重要に思えそうですが、ソフトだけをインストールしてもソフトを利用することはできません。
そのソフトを動かすためには、パソコンにWindowsなどのOSがインストールされていることが必須だからです。
つまり、OSのないパソコンに、いくら便利なソフトをインストールしたとしても、ソフトを動かすことができないわけです。このOSにあたる部分が、仕事でいう基礎的な考え方であり、ソフトにあたるのが専門的な知識やノウハウなどにあたるものと思っております。
パソコンもそうですが、しっかりとしたOSをパソコンに入れておけば、そのままずっとソフトが快適に動き続けるものではありません。
OSも数年に一度買い換えなければ、性能が低下してフリーズし、使い物にならなくなってしまいます。私たちも環境変化に適応して、考え方を新しくしていく必要がありますし、ソフトにあたる知識やノウハウも同様に新しいものにしていかなければ、お客様から見向きもされなくなってしまうこととなります。
この時期、研修生がくることによっていろいろな刺激を自分自身も受けますので、事務所の仕事が、古いOSとソフトが搭載されたパソコンのようになっていないか、今一度検証してみます!