今日は、法務局主催の相続手続きの無料相談会に、相談員として参加してきました。
相談員が3名しかいなかったので、多数の相談者の方がお見えになったら・・・と心配しておりましたが、あいにくご相談者の数は少なく、ゆっくりとお客様のご相談に対応することができました。
無料相談は、すでに専門家に依頼をしているけれども、セカンドオピニオンとして意見を聞くためにご相談にお見えになるケース、どこに相談していいかやどうしていいかわからないといったケース、必要書類や手続きの流れなど、ご自身で手続きをするための知識を得るために活用されるケースなど、様々な理由でご利用いただいています。
最近では、事前にネットでいろいろと調べられたうえで、ご相談にお見えになられるお客様も多くなってきております。
中には、ご覧になられていたホームページの情報が間違っているにもかかわらず、「ネットにこのように書いてありましたが・・・」と言われることもあり、ネットの情報は手軽で容易に情報収集をすることができる反面、間違った情報を信用してしまうリスクもあるので、注意が必要です。
フェイクニュースやDeNAのキュレーションサイトが問題となったように、ネットでは情報が氾濫しており、どの情報が正しいのか私たちが判断することはかなり難しいことだと思います。
テレビで報道されたり、書籍に記載されていることが正しいと思いがちなのと同様に、インターネットが身近となった現在では、ネットで配信された情報も正しいと思い込んでしまいます。
また、ご自分が抱えているお悩みと似ている事例であっても、ホームページの情報だけを鵜呑みにして判断してしまうのは危険です。
悪意をもって誤った情報を掲載しているページは無いとは思いますが、法律が改正されていたり、わかりやすく説明するために要件の一部が抜けていたり、全体最適の観点からの検討がされていないこともあるからです。
そういった意味でも、直接専門家とフェイスtoフェイスで相談できる、無料相談会を活用されるのが、いいのかもしれませんね。