私たちが普段仕事でお世話になっている銀行が合併して、新たな銀行が5月に誕生することになりました。
東京都民銀行、八千代銀行、新銀行東京の3行が合併し、八千代銀行を存続会社とし、残りの2行が解散することとなり、存続する八千代銀行の商号が「株式会社きらぼし銀行」に変更されます。
本日合併契約が締結されました。今後、合併契約承認の株主総会決議を経て(3行とも100%東京TYフィナンシャルグループが保有しているので書面による同意で対応予定)、5月1日に合併契約の効力が発生する予定となっているそうです。
平成29年3月末時点での合併当事会社のそれぞれの概要は下記のとおりです。
メガバンクをはじめ銀行のリストラがすすんでいますが、上記3行の利益を見ても、店舗数=収益の構造とはなっていませんね。
東京都民銀行は78店舗で当期純利益が27億円に対し、新銀行東京は1店舗で当期純利益が30億となっていることからもわかります。
首都圏において地域NO.1の地方銀行を目指すことが合併の目的となっているようです。合併を契機とし、既存の銀行業務にとらわれない、利用者のあらゆる悩みを解決する地域密着型のコンサルティング窓口としての新たな機能が期待されています。
今後、銀行も生き残りをかけて再編が加速化していきそうです!