今日の夕方の日経電子版で、ヤフーが仮想通貨交換事業の登録会社であるビッドアルゴ取引所東京の株式を40%取得するという記事が出ておりました。
コインチェックが仮想通貨「ネム」を流出させた不祥事を起こしてから、新規の事業者は金融庁で登録されていません。というよりも、現在登録されている業者は関東財務局所管の業者が13社、近畿財務局所管の業者が3社しかなく、全国合計でわずか16社が登録されているだけです。
新たに金融庁に仮想通貨交換事業の申請をしたとしても、すでに昨年より申請中の業者が今年に入って1社も登録されていない現状を考え、ヤフーは登録までの時間をお金で買ったということですね。
正式にはまだお互いの会社から発表されていないようですが、提携が実現することで、ヤフーのビッグデータがどのように仮想通貨と結びつき、お金の流れを変えていくシステムをどのように構築されていくのか、個人的には興味のあるところです。