昨日のブログでも「強み」について触れましたが、ビジネスを行っていくうえで自分の強みを知ることは大事だと言われています。
弱みを強みに変えるより、強みをさらに突き抜けさせるほうが、ビジネスでは差別化が図れます。つまり、「三流」のことを努力して「二流」にするよりも、「一流」のことをさらに努力して「超一流」にする方が、周りに圧倒的な差をつけれると思いませんか?
弱みを強みに変えることより、強みに特化するほうがストレスも少ないですし・・・。
そんなことも知らず、開業した当初は、弱みの分野があってはいけないと思い込み、それを改善しようといろんなことに時間を投入しておりました。自分でやらなくてもいい苦手としている弱みなことまで、時間をかけて勉強しましたが、やはり一流にはなりませんでした(笑)
今から考えると「時間」という貴重なリソースを分散投入し、無駄な投資をしていたのかもしれません。
所詮、自分一人ですべてを行うことが出来ない訳ですから、自分の強みと弱みを分析し、弱みに関しては周りの協力者やスタッフにお願いし、強みに特化することがビジネスにもいい影響が出るのではと思っています。
自分の弱みはいくらでもピックアップすることができるのですが、強みに自分で気付くのは難しいと思います。
案外、自分では当たり前だと思っていることが、他人から見ると強みになっていることがあるからです。逆に言うと、せっかくの強みに気付かず、自分の中で埋もれてしまっていることもあるわけです。
私も自分では当たり前となっていて特に大変だと思っていなかった習慣が、周りの同業と比較すると強みになっていたことにお客様から教えていただいたことがあります。
本当に些細なことなのですが、そのことが、他の事務所から当事務所に仕事を変更していただくことになった理由であることをお伺いした時、「こんなことが、強みになっているのか・・」と驚いた記憶があります。
特に環境変化が激しい時代においては、あれもこれもすべて欲張るのではなく、自分の強みを認識し、その強みを最大限に活用したビジネスを展開していくことが大切になってくると思います。
わかっているようでわからない「ご自身の強み」について、周りの方に聞いてみるのが有効だと思います。
ぜひ、ご自身の強みを認識し、ビジネスに活かしてみてはいかがでしょうか?