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証明できるのでしょうか・・・・?      相模大野の司法書士からのアドバイス

2018 / 06 / 06 / 水

 

 

 

京都土産の定番・・・・

 

今朝、テレビのニュースを見ておりましたら、京都に修学旅行に行った時の定番のお土産である「八つ橋」の創業の年を巡って争いになっていることを知りました。

 

 

八つ橋の老舗である「株式会社井筒八つ橋本舗」の会長が、同じく老舗である「株式会社聖護院八つ橋総本店」が宣伝している創業元禄2年(1689年)が事実でないとして、不正競争防止法に反することを理由として提訴したようです。

 

 

ちなみに1689年は、「生類憐みの令」で有名な「綱吉」が5代将軍だった時の時代です。

 

 

果たして、この時代に創業していたかどうか、どのように立証していくのか興味があるところです。

 

ちなみに、京都には14社の八つ橋製造販売会社があります。

 

京都八ツ橋商工業協同組合のHPによると・・・

 

・株式会社聖護院八ツ橋総本店

・株式会社都

・有限会社平安八ツ橋本舗

・本家八ツ橋西尾株式会社

・株式会社八ツ橋屋西尾為忠商店

・株式会社東山八ツ橋本舗

・有限会社御殿八ツ橋本舗

・株式会社本家八ツ橋

・株式会社井筒八ッ橋本舗

・御車八ツ橋本舗

・株式会社京栄堂

・聖光堂八ツ橋総本舗

・株式会社白心堂

・株式会社美十

 

以上の14社には、「本家」「本舗」「総本舗」「総本店」など、消費者側が老舗だと連想するような文字が商号に入っております。私なんかは、味が美味しければ創業がいつかは気にしないのですが、京都は海外からの観光客が急激に増加しており、外国人が商品を選択する理由の一つに、創業した年が売り上げに影響しているのかもしれません。

 

不思議なことに、上記14社会社の商号の中に「元祖」がなかったのが意外でした。元祖は文字どおり、最初に八つ橋を考えついた会社ですからね。

 

となると、元禄2年よりもっと前に、八つ橋を思いついた元祖の会社があったのでしょうか・・・・?

 

京都ならではの歴史を感じるニュースでした。

 

 

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