ありそうでなかったサービスが「社内起業家育成制度」によって開始される方向となりました。
そのサービスとは、駅の券売機で銀行預金の引き出しが出来るサービスです。東急電鉄が、横浜銀行・ゆうちょ銀行・GMOペイメントゲートウェイサービスと一緒に開発を始め、2019年春にサービスを開始することが予定されています。
通勤される方にとっては駅は毎日通過する場所ですし、券売機では現金はもちろんのこと、電子マネー、クレジットカードも扱えますし、そもそも台数が多いですから、券売機に預金引き出しの機能をプラスすれば便利で新たなビジネスチャンスになりそうです。
こういったサービスは、思いつきそうで思いつかないものです。ちなみに、このサービスは日本初の取り組みで、引き出しの手数料や上限は今後の検討材料となるそうですが、コンビニATMのライバルとなりそうです。
東急電鉄ではこのサービスを東急沿線以外への提供も考えているそうで、ATMが少なく現金を引き出すことに苦労する地域でも、生活の中心である駅で、現金を気軽に引き出せるサービスを提供することで、地域の課題解決を図っていこうとしているようです。
普段目にしているものどうしを掛け合わせることで、「いいね!」というサービスになっていく典型的な例ですね。非常に参考となりました!