つくば市で、ブロックチェーン技術とマイナンバーカードを活用したネット投票が実施されます。
ネット投票の対象は選挙ではなく、IOT・AI・ビッグデータなど革新的な技術を活用した実証実験をつくば市が支援するため、最終審査まで残った13の事業から支援対象者を決めるためのものです。
最終審査まで残った事業者によるプレゼンが8月28日に行われ、同日に本投票が行われますが、8月20日から8月24日までに期日前投票も可能となっています。
投票を行えるのは、マイナンバーカード(署名用パスワード付)を持っている人であれば、つくば市民でなくても投票が可能です。
つくば市民以外でも投票が可能ということで、試しに投票してみようと思いましたが、期日前投票はつくば市役所本庁舎1階にあるパソコン、本投票は最終審査が行われる会場のパソコンを通じて行う必要があるので、つくば市まで行く必要があるようです・・・・。
ちなみに、最終審査まで残った実証実験の事業概要は、
・尿検査の尿中物質をAIが分析してがん診断を行う
・認知症予防のためのスマートアプリの開発
・ポケモンGOでおなじみのAR技術を活用した地域経済活性化
・遊休地所有者とキャンプ利用者をマッチングするためのシステムで地方創生
・災害時の人や動き等のビッグデータを活用して被害を軽減
などを含む13の事業です。
いずれも最新の技術を活用して社会問題となっていることについてのソリューションを提供しており、どれも興味深いものばかりです。
最先端の技術を支援する方法を最先端の技術で行うという、つくば市ならではの取り組みですね!