福祉事業×信託・・・！　　　　　　相模大野の司法書士からのアドバイス

セミナーを行います・・・

昨日はセミナーを受講する側でしたが、明日はセミナーを行う側となります・・・。

ハウスメーカーさんからお話を頂戴し、「福祉事業×信託＝経営力アップ」というタイトルで、仙台においてセミナーを行います。

タイトルは事業者様向けとなっていますが、利用者様にもご参加いただいておりますので、それぞれの視点に立った内容で話を構成しております。

私どもが一番伝えたいことは、「何もしないこと（＝現状維持）それこそがリスク！」であるということ。

このブログでも何度か書いていることですが、障害をお持ちのお子様の親なきあと問題において、何も対策をしておかないとお子様が様々なリスクに巻き込まれしまいますし、お子様が施設に入所いただいている事業者様も決して他人事ではなく、親御さんがお亡くなりになられたことがきっかけで、入居費用の未払いの問題が生じることも考えられます。

また、そのような場合に備えて身元保証人になっていただいた方に入居費用の支払いを求めたところ、入居から時間の経過と共に・・・・

・身元保証人自身も認知症になっていた

・実はお亡くなりになられていた

・年金生活が大変で、支払いを拒否された

ということが将来生じることは十分に予測されます。

つまり、利用者様と事業者様の双方が将来の財産管理について事前対策をしておかないと、何か問題が生じた時にお互いが困ってしまう事態が生じてしまうのです。

また、事業者様向けに経営力アップに関し、施設運営における付加価値サービスについても、いくつかご提案させていただこうと思っています。

セミナーの後の個別相談会で、みなさまのお悩みやニーズをヒアリングさせていただき、さらなる問題点についての気づきを得てきます！