本日の発表された三越伊勢丹ホールディングスのプレスリリースを見て驚きました。
以前から、噂がありながら都市伝説的な話だと思っていた、「伊勢丹相模原店の閉店」が現実のものとなりました・・・。
今日開催された取締役会において、「伊勢丹相模原店」、「伊勢丹府中店」、「新潟三越伊勢丹」の3店舗の営業終了が決議されたようです。
伊勢丹相模原店の場所は、私が相模原に引っ越してきた当時、米陸軍の医療センターの跡地となっていて、駅近にもかかわらず、周りが塀で囲われていて異様な光景だったことを記憶しています。
その後、米軍より土地が返還されて、伊勢丹やグリーンホール、公団のマンションなどが建設されて、相模大野が活気づくきっかけとなったシンボルだっただけに非常に残念です。
また、伊勢丹相模原店が1990年に開店した翌年に、同店で撮影された「デパート!夏物語」で、主演の西田ひかるさんを身近に見ていたことを懐かしく感じました。
このことは相模大野の住民だけでなく相模原市の住民にとっても、政令指定都市で唯一のデパートが閉店することに決まった今回の件は、衝撃的なことではないかと思います。
プレスリリースによると、赤字が恒常化していて、2003年後以降で合計104億円の減損損失を計上しているとのことですので、閉店の決定もやむを得ませんが・・。
閉店理由に「消費者の購買行動の変化」が挙げられていましたが、環境変化に対応していかなければ、デパートをはじめとする小売店が、インターネット取引に置き換わってしまうリスクがより鮮明になったと思います。
営業終了は、2019年9月30日ということで、残り1年ちょっとありますが、地元の相模大野がどのようになってしまうのか、ちょっと心配ですね・・。