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良くも悪くも・・・!      相模大野の司法書士からのアドバイス

2018 / 11 / 04 / 日

 

 

肩書が人を作る・・・

 

 

昨日の夕方、近くの日帰り入浴施設に行った時のことです。

 

祝日の土曜日であったためか、入場するための受付から行列が出来ており、館内は非常に混雑しておりました。

 

 

入浴してから食事処に行ったのですが、案の定、食事中のお客様で満席となっており、食事が終わりそうな家族を探し、席があくまで待つことになりました。

 

 

席があくまでのしばらくの間、行き交う多くのスタッフの動きを何気なく眺めておりましたが、時間が経つにつれ、「あること」に気づきました。

 

 

その「あること」とは、スタッフの胸につけてある名札に「研修中」のシールがついているスタッフが非常に多かったということ・・・・。

 

 

研修中でないスタッフより、研修中であるスタッフの方が多いほどです。

 

 

お客様が癒しを求めて来館する施設にもかかわらず、研修中のスタッフだらけで接客しなければならないほど、人手不足の影響は深刻なんだなということを感じたのと同時に、良くも悪くも肩書って人の成長に影響するのにな・・と感じました。

 

 

研修中であることをお客様にアピールすることで、「自分は研修中だから、まだ接客が出来なくても当然だ」という潜在意識を少なからずスタッフは持つことになってしまいますし、お客様の方も「研修中だから仕方ない」と半人前のサービスでも、そもそもお客様からみた期待レベルが低くなっているために、その不完全なサービスに苦情や指摘をしてくれる言う人が少なくなるため、結果として学びの機会が減少することで、成長のスピードが遅くなるのではと思っています。

 

 

逆に、今はその肩書に見合う実力がなくても、実力以上の肩書をもらうことで、その立場を不完全ながらも演じていき、叱られながらも周囲から学び続けることで、肩書と現実の実力との間にあるギャップが埋まっていき、気が付くと肩書以上の実力が伴ってくるのではないかと思っています。

 

 

良くも悪くも肩書が人を作るのであれば、研修中という肩書は果たして必要なのか?・・・なんてことを、考えた出来事でした。

 

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