本日は、東北のお客様との打ち合わせで、仙台・東松島・松島・・・と一日で3件のお客様と打ち合わせをしてきました。
東北エリアで放課後等デイサービスを展開されている事業者様、農地ソーラー事業を手掛けている東松島の事業者様、そして、松島で農福連携事業の構想をされている事業者様・・・とお話させていただきましたが、皆様共通して、「地域創生」がテーマとなっておりました。
各地域で、どうしたら雇用や需要を創出できるのか、色々とアイデアを出させていただきましたが、打ち合わせの中で、地域創生には、現地(地元)の方々がまず「現状ではまずい!」という危機感を抱くところから始まっていく必要があるのだな、と感じました。
突出した観光資源があるがゆえに、危機感を抱かないケースや、また、東日本大震災以降、東北の一部の地域では、企業も個人も補助金漬けの地域があり、そのような地域は、補助金に慣れ過ぎてしまい、自助努力や地域の活性化というアンテナが立たなくなってしまってしまうケースなどがあるようです。
地域活性化のためには、観光産業はもちろん重要になると思います。特に、インバウンド需要をいかに回収するのかという施策は今後国際化の波の中で、避けては通れない問題だと思います。
しかし、まずは、住民の方々が「この地域に住んでいて良かった!」「地元には自慢できるものがたくさんあるから紹介したい!」と思えるようにならないと、付け焼刃の施策になりかねません。
地域創生のヒントは、まずは、地元住民の方々が求めているものにあるのかもしれません。
本日は一日で東北3エリアを回りましたが、実際に、現場の声や意見から得られるものはとても大きいですね。
これからも地域創生のための活動を続けていきたいと思います。