今日は、子供を連れてスキー場に行ってきました。
スキーをするのは何年かぶりだったのですが、子供がどうしてもやりたい・・ということで、帰省先の近所のスキー場まで出かけることにしました。
スキーのセットをレンタルし、リフト券を購入するか迷いましたが、とりあえず購入をするのは後回しにしました。
というのも、一番下の子供は全くの初心者でしたので、おそらくリフトに乗るのは難しいと感じたため、私がつきっきりで面倒を見ることが想定されたためです。
手でバーをつかみながら少し上に登れる子供用のリフトがあったため、そちらでまずは練習することにしました。案の定、スキー板に慣れていないため、うまく子供用のリフトまで行くのにも時間がかかったうえ、バーを掴むタイミングが全くつかめず悪戦苦闘しておりました。
なんとかバーにつかまり、数十メートル上まで行けたものの、少し滑っては転び、自分では起き上がれない状況で「やはりリフト券を購入しなくて正解だった・・」と内心思っておりました。
しかも、思いどおりに滑れなかったのが相当悔しかったのか、目に涙を浮かべながら、午前中の数時間練習を続けていました。
お昼になり食堂で昼食を取っている時に、「試しにリフト乗ってみる?」と尋ねたところ、「乗ってみたい!」の一言が返ってきました。
「え、本当に大丈夫!?」と思いながらも、本人が挑戦しようとしていたので、昼食を終えてからリフト券を購入することにしました。
スキー経験者の長女にリフトの横に乗ってもらい、私が後ろのリフト乗り万全の態勢で、頂上まで連れていくことにしました。
ゲレンデのふもとの傾斜とは異なり、恐怖心を感じるような傾斜から滑り出さなければならないにもかかわらず、上の子供についてその傾斜を滑り出していきました。
何度か転びながらも1本滑り終えることが出来て本人に自信がついたようです。明らかに午前中の表情と異なり、自ら率先してリフトに乗って楽しそうに滑るようになり、メキメキと上達していきました。
午前中の実力ではとてもリフトに乗るのは難しいと思われていた状況でしたが、本人が挑戦して新たな経験をしたことで、午前中とは全く別人の滑りに変化し、久しぶりのスキーで足が悲鳴をあげていてもう帰ろうという私の言うことも聞かずにまだスキーを続けるという子供の姿を見て、「挑戦する人だけが成長の切符を掴むことができるんだよな・・」と、改めて気付きを得ることができました。
もし挑戦していなければ、本人の自尊心も傷ついたでしょうし、スキーに対して自分は出来ないというマイナスのイメージも定着してしまったことだと思います。
私も、子供のように、挑戦することを忘れず、「まずはやってみよう!」の精神で新年もスタッフと一緒に新たなことに挑戦していきたいと思います。
ということで、来年も引き続きご支援よろしくお願いします!