昨日、仕事帰りに馴染みのお店で飲食した際に、お店の大将と人手不足の話題になりました。
飲食店での人手不足は上場企業でも数字に表れており、売上が増加していながら利益が減少している、いわゆる「増収減益」の会社の決算を多く見る機会があったので、現実問題として認識をしておりましたが、会話の中で、身近なお店でも相当な影響が出ていることがわかりました。
というのも、テレビや雑誌で取り上げられて常に行列のできていた有名なお店が、人手不足で続々と閉店していることを話してくれたからです。
「え、まさかあの店が!」と思うような身近なお店がです・・。
行列になればなるほどより人手がより必要となるわけで、皮肉なことに繁盛していることがお店の存続を左右している現状があることに驚きました。
最近でも、クロネコヤマトが運賃をアップして人件費を増加して収益が改善したとか、1000円カットをブランドとしてきたキュービーハウスが人手不足のためやむなく1200円に値上げするなど、人手不足への対応がニュースとなっておりましたが、身近な繁盛店でも人手不足によって閉店を余儀なくされる事態になるほど問題が深刻となっているようですね。
確かに、何気なくタウン誌に挟まれていた求人広告を見ていたら、1000円以下の求人はほとんどなく、パートでも1100円、1200円の時給で募集している企業が多かったですし、そういえば最近お客様と話をしていても、仕事がないという話より人手が足りないという話が多いですね。
もうそろそろ他人事ではなく、しっかり本腰入れて対策を考えなくてはならない時期に来ているのかもしれません・・。