法務省のホームページに2020年度以降の司法書士試験の会場に関するお知らせがアップされておりました。
今までは、司法書士試験は下記のとおり、法務局・地方法務局の管轄ごとに全国50か所の会場で行われておりました。
【東京管内】
東京・横浜・さいたま・千葉・水戸・宇都宮・前橋・静岡・甲府・長野・新潟
【大阪管内】
大阪・京都・神戸・奈良・大津・和歌山
【名古屋管内】
名古屋・津・岐阜・福井・金沢・富山
【広島管内】
広島・山口・岡山・鳥取・松江
【福岡管内】
福岡・佐賀・長崎・大分・熊本・鹿児島・宮崎・那覇
【仙台管内】
仙台・福島・山形・盛岡・秋田・青森
【札幌管内】
札幌・函館・旭川・釧路
【高松管内】
高松・徳島・高知・松山
ところが、司法書士試験の受験者数が減少していることやその他の事情から、2020年に実施される司法書士試験から、以下の15か所の会場に縮小されることになったようです。
【2020年度以降の会場】
東京・横浜・さいたま・千葉・静岡・大阪・京都・神戸・名古屋・広島・福岡・那覇・仙台・札幌・高松
面積の広い北海道や交通アクセスの悪い地方でも受験できる会場が限定されているため、前泊して当日を迎えなければならない受験生が多くなることも想定されます。
しかも2020年はオリンピックイヤーで、試験が行われる7月には海外からの観光客も増えそうなので、宿泊場所の確保に一苦労するかもしれません。ただでさえ、1年に一回の大事な試験で緊張するなか、宿泊場所の確保という大きな不安を抱えなければならない受験生は気の毒でなりません。
せめてオリンピックが終わった2021年から変更ということを考えてあげても良かったのかなあ・・と思いますが、すでに決定していることですので、受験生の方は宿泊場所の早めの確保をくれぐれもお忘れなく!