今日は、ある法人の役員会に参加してきました。
事業計画や収支予算についての説明を受けている際に、「お客様の声」を通じてサービス改善に取り組んできた最近の実例についての発表がありました。
お客様の声を店内に掲示すると共に、改善出来ることは意見をいただいたすぐその場から改善しているなど、お客様の声に対して法人全体として真摯に取り組まれている様子がわかりました。
ただ、一方で懸念されていたのが、最近テレビでもよく報道されている「カスハラ」の問題。
カスハラとは、カスタマーハラスメントの略で、明確な定義がないようですが、一般的に「消費者による理不尽な要求」のことを指すようです。先日もあるテレビの番組で、コンビニ・ホテル・居酒屋、クリーニング店などでのカスハラの実例(土下座を要求する・長時間店員を拘束するなど)が再現VTRで流れておりました。
法人としても、お客様の声を大事にしたいけれども、あまりにも理不尽なクレームをいただくことが最近増えてきていて、その対応に苦慮していらっしゃるようでした。
お客様のサービス向上のために、こちらに非がある点を改善しなければならないのは当然のことですが、その線引きが一筋縄ではいかないケースも最近増えていることを感じた役員会でした・・。