先日、高校で行った職業選択に関する出前授業の様子をビデオに収めた動画を参加者と振り返る機会が昨日ありました。
私の他にも8名の会員がそれぞれの視点から職業選択の参考となる話をされていたようですが、私と全く同じアプローチの仕方、つまりまずは目標設定をしてみよう!ということを重点に話をされていた会員がおりました。
講義が終わった後に担当の先生と雑談をしている中で、「将来なりたいものが見つからなくて悩んでいる生徒が多いんですよね・・・」との一言がありました。
目標設定をすることの大切さを理解したとしても、高校生にとってはなりたい自分を見つけるのは確かになかなか簡単なことではありません・・・。
そういえば、昔、勉強もしないでゲームばかりに熱中して、親から「ゲームばかりしないで勉強しなさい!」と怒られた記憶のある方も多いのではないでしょうか?
以前は、ゲーム=遊びと考えられていたのですが、今では「eスポーツ」といって、世界各国でプロゲーマが職業として認知されていて、海外では年収が億を超えるプロゲーマーも存在しているようです。
日本でもプロゲーマを育成する予備校が登場し、ゲームが遊びではなくれっきとした職業として認知されつつあるようです。
また、自分が興味あることをとことん追求し、その様子をユーチューブなどで発信することで、その動画に共感した視聴者による再生回数の多さによって収入が得られるユーチューバーと呼ばれる人も、同じく職業として認知され、有名なユーチューバーになると年収が1億円を超えているようです!
そう考えると、自分の興味があること・好きなこと・強みなど、自分がどのような存在であるのかを理解し、それらを職業にできれば最高ですね。
「これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず」とフレーズが論語にありますが、職業選択も自分が楽しく思えるものにいかに早く巡り合えて目標設定できるかが大事です。
そのためには、自分が楽しいと思えるものは何なのかというアンテナを立てて世の中を見まわすことで、今まで見えてこなかった景色や情報が磁石のように自分に吸い寄せられ、なりたい自分が見えてくることもあるのでは・・・と思っています。