日々の業務においては、複数の案件を同時並行で進捗させていかなければなりません。もしかしたら、毎日いろんなTODO(やるべきこと)をマルチタスクでこなしていらっしゃる方も多いのではないかと思います。
しかし、私は基本的にマルチタスクを敢えてやらないようにしています。単にマルチタスクをするだけの能力がないこともあるのですが、シングルタスク、つまり一つTODOについて確実に処理を行って、そのTODOを終わらせてから、次のTODOに取り掛かるように意識しています。
複数のTODOを同時に行っても案件の取り違えがおこることもありますし、一つずつTODOを終わらせる方法は、机の上にやるべきことの付箋をたくさんつけた状態から、一つ一つ付箋を剥がしていくようなものであり、だんだんやるべきことが少なくなってくるので、精神的にもゆとりが出てきます。
個人的には、マルチタスクでいろんなTODOに無意識のうちに意識が使われている状態というのは、パソコンでいろんなソフトが立ち上がってパソコンの処理が遅くなっているのと似たような状態であり、一つのソフトを使い終わったら「閉じる」をクリックして、なるべく潜在的なリソースが消費されないようにするのが、パフォーマンスを最大限に発揮させるのに重要なことかと思っております。
TODOが多くて焦ってマルチタスクをしたくなる気持ちもわかるのですが、「急がば回れ」ではありませんが、シングルタスクで目の前のTODOを一つずつ集中してしっかり処理することが結果的にはミスなく早く仕事が完了するコツなのかなと思っています。
みなさんは、マルチタスクとシングルタスクのどちらでTODOをこなしていらっしゃいますでしょうか?