普段、「結果がすべて・・」という言葉を頭の中で思い浮かべ、自分への戒めとしています。
独立し、自分で何もかも責任を負わなければならない立場になってから、どんなことが起きても誰の責任には出来ない訳ですから、そのことは当然だと思っています。
しかしながら、結果がでないときに「〇〇のことがあったから仕方がない」「自分なりには頑張ったから仕方ない」など、つい心の中で言い訳が出てしまうことがあります。
そんな弱い自分が出てきそうな時に、自分を律するために有効な言葉の一つとなっています。
さらに、親しい人へ事あるごとに口癖のように言うことで、結果を出さなければ恥をかくというプレッシャーを自分に与えることとなり、甘えを許さないような環境を作り出すことに貢献しています(笑)
「結果がすべて」といえば、勝負の世界がまさにそうですね。
昨日、知人を応援するため、K-1 WORLD GP大会の観戦に行ってきました。
格闘技ブームの時に、大晦日に放送されていた試合をテレビで見たことは何度かありましたが、実際のK-1の試合を観戦するのは初めてでした。
この試合観戦が、いい刺激となりました。
大会に出場したすべての選手は、血が滲むような努力をされていたと思いますが、いくら相手よりも練習を積み重ねたとしても、試合で勝てなければその努力はプロの世界では認められません。
試合に勝った選手はスポットライトを浴びて観客に称賛され、負けた選手は、ひっそりと暗闇の中を退場していかなければなりません。
また、強い選手にはファンが多くついていて、試合をする前からファンの大きな声援が会場の場を支配していました。
つまり、試合前から独特の空気感を醸し出していて、相手選手は会場の観客をすべて敵に回したかのような環境の中で試合を行うことが強いられてしまうわけです。
しかしながら、強い選手にファンが多いということも、今までの結果がすべてなわけなのです。
知人は無事勝利を手にしましたが、白黒が常にはっきりわかる勝負の世界で、全く言い訳が出来ない中で戦っている選手の活躍を目の当たりにして、改めてプロの世界の厳しさを感じ、プラスの活力をもらった一日となりました。