昨日は、開業当初からお世話になっている取引先の社長からお誘いいただき、FA(工場の自動化)に関する業務を行っている会社が集まる会合に参加してきました。
法律の分野で業務を行い、完全に文系の私にとっては全く正反対の世界でしたが、異業種だからこそ気づかされることもたくさんありましたし、また、製造業における工場を自動化するにあたり、「AI」「RPA」「IOT」などのワードが出てきますが、よく考えると私たちの業界も同様な流れだな・・と感じました。
中小企業の製造業にとっては、まさに人材不足がどの会社でも一番大きな悩みの種であることや、事業承継が上手くいかずに、せっかくの技術が途絶えてしまうケースが増えているようです。
まさに、人材不足によって収益を圧迫していることや後継者不足による廃業の問題が近い将来に顕在化することに懸念を抱かれている方が多くいらっしゃいました。
みなさん、リスクは認識しているものの、その解決策はどうしたらいいのか悩まれていらっしゃるようでした。確かに人材不足や後継者不足の問題は、すぐ劇的に解決するような問題ではありませんですし。
ただ、同業種がライバルとしてではなく、価値を協創していくために同じ悩みを持った会社間で連携するためのネットワークを作っていることは、今後の私たちの業界にとっても参考となる会合となりました。