今日は、ある会社の事業承継に関する打ち合わせに行ってきました。
80歳近くの年齢でありながら、現役で仕事をされていらっしゃっているのですが、ご自身の体調に不安を感じられていることや、周りの仕事仲間が後継者に社長の座を譲られているのを見て、ご自身も後継者の方へ事業を引き継ぎたいというお気持ちになられたようです。
幸いにも親族の方の中に事業を引き継いで行う意思のある方がいらっしゃったので、その方を後継者にするために、事業承継の手続きをお手伝いすることとなりました。
お元気なうちにご決断いただいたおかげで、譲る側と譲られる側の双方の意思を確認しながら事業承継を行うことができます。後継者の方もこれから仕事以外に、経営者としてやるべきことを少しずつ学んでいかなければなりませんが、ソフトランディングの形で事業承継をしていくことにしたので、先代と協力しながら会社を盛り上げてくれることになってくれると思います。
先代も後継者へバトンタッチしたことで、今まで一人で背負われていた重圧から解放され、肩の荷が下りたような表情をされていらっしゃいました。
ということで、経営者に万一があってから・・・ではなく、早めの事業承継に着手されることをおススメします!