つい最近問題となっていたのが、「2000万円問題」
金融庁が公表した老後の資金に関する件で、収入を年金のみに頼る世帯においては、老後の生活のために2000万円の資金が必要との報告がなされ、「年金だけで老後の生活がおくれないのか・・」「2000万円なんて貯蓄できない!」など、世間を騒がせた問題でした。
しかしながら、「老後の生活のために何かしておかなければならないかも・・・」という、意識の変化につながった方がいたのも事実ではないのではと思います。
一方で、終活に関してご相談にのらせていただく方の中に、老後資金がたくさんあることが悩みという方がいらっしゃいます。
最初にこのようなお話をお伺いした時は、「え、お金があることが悩み!?」と思っていた時もありましたが、よくよくお話をお伺いすると、代々承継してきた財産を自分の代で減らすわけにはいかない、とか、常に誰かに財産を狙われているようで不安だ、とか、自分に判断能力がなくなってしまった場合にどうなってしまうか不安で夜も眠ることができない・・・など、それぞれ切実なお悩みをお持ちの方のご相談にのらせていただきました。
先日ご相談にのらせていただいたお客様もやはりそのようなお悩みをお持ちでしたので、ライフステージ毎に対応できる仕組みをお伝えして準備を進めていく途中なのですが、人それぞれお悩みになられているポイントは異なるので、先入観にとらわれずにお客様に寄り添ってヒアリングすることが大事になってきます。
お悩みを話すことによって、ご自身の頭の中でグルグルと不安に思われていることが整理することもできますので、何か不安に思われていることがございましたら事務所までお問い合わせください。