国税庁が平成30年分における相続税の申告実績の概要を発表いたしました。
それによりますと、平成29年の被相続人134万397人に対し、平成30年は136万2470人と前年比101.6%の増加となりました。
【国税庁のHPより引用】
上記のグラフを見てもわかるように、被相続人数は年々増加しており、課税対象となる被相続人数も増加傾向となっております。
ちなみに、課税割合は平成29年の8.3%に対し、平成30年は8.5%に増加しました。
平成27年に相続税改正に伴い基礎控除が引き下げられた影響で、相続税が課税される割合が一気に増えましたが、今後も被相続人の増加に伴ってこの傾向は続きそうですね。