朝の慌ただしい時間に朝食を食べながらテレビを見ていたら、事業承継に関して面白い取り組みをしている自治体がありました。
その名も「絶メシリスト」!
「昔から地元の人に愛されている絶品グルメってありますか?」と質問されると、みなさんも頭に思い浮かぶ飲食店がいくつかあることと思います。
子供のころに家族で一緒に食べたあの一品、特別な記念日にしか食べることが出来なかった一品など、思い出と共に忘れられない絶品グルメが、今後食べられなくなってしまう危機に瀕しているようなのです。
そうです、会社の経営と同じく、後継者不足による飲食店の事業承継の問題です。
地元の方からの「まだやめないで!」という要望にこたえて、高齢になっても引退ができず、朝から晩まで厨房で汗水たらし、絶品グルメを提供し続けているお店もかなりあるようなのです。
そこで、高崎市では、後世まで残したい老舗の味を「絶メシリスト」にして紹介し、後継者がいなければお店がなくなってしまう危機にある飲食店の後継者募集もHPで行っています。
自治体がこのような取り組みをしていたとは知りませんでした。絶品グルメを残したいという意気込みが感じられます。
このようなマッチングが全国の自治体に広がって、各地で地域創生につながる活動となっていくといいですね!