空き家を活かしたしくみと暮らしやすいまちづくり事業の検討会に出席してきました。
今日は、各分野の方からの具体的な事例を参考にしながら、空き家になってしまう「入口」と解決するための「出口」を意識して、ディスカッションを行いました。
相模経済新聞社の方も出席されており、空き家を利活用した記事が紹介されました。相模原にある空き家を女性限定のペット同居型のシェアハウスにリフォームし、飼い主がおらず保護したネコを引き取って、専用スペースのキャットルームで同居することができるシェアハウスがオープンしたとのことです。
自分でネコが飼えない人でも、ネコ好きの入居者と共に、ネコがいる家で助け合って生活していく場へと、空き家が変貌しておりました。
「飼い主のいない動物」×「空き家問題」=ペット同居型シェアハウスをオープンさせたのは【HOUSE-ZOO株式会社】という会社です。
空き家にならないように予防することや空き家を利活用することを考えていくうえで、今後のビジネスモデルの参考となります。次回は、「アイデア」と「マラソン」をあわせた造語である、「アイデアソン」で課題解決のためのアイデアをみんなで出していく予定です。
今回の検討会では自治会の代表の方も出席いただき、「自治会加入」×「空き家問題」という新たな視点から空き家問題を考えることができました。このように、他業種の方からの実情や問題点を聞くことで、今まで見えてこなかった新たな課題なども見えてくるようになり、非常に勉強になっております。
廃屋になってからのでは、問題解決をするための選択肢が少なくなってしまいます。空き家にならないよう、空き家予備軍の段階で問題解決が出来るように今後も活動をしていきたいと思います。