三連休の二日目、今日は久しぶりにお客様のコンペに参加させていただきました。
場所が伊豆の韮山のため、三連休の渋滞に巻き込まれないように、通常よりも、だいぶ早く自宅を出て、ゴルフ場に向かいました。
普段より車の量が多かったのですが、事故渋滞があることも見越して早く出たこともあって、遅れることもなく途中で朝食をとる時間もとることができ、余裕をもってゴルフ場につくことが出来ました。
楽しくラウンドさせていただいた後、いつもこのゴルフ場に来ている同伴者に帰りの渋滞のことを聞いて、頭の中に一抹の不安がよぎりました。というのも、車のガソリンの量が「ひとメモリ」しか残っていなかったにもかかわらず、行きのルートである高速道路は長時間渋滞するため、その渋滞を避けるには、伊豆スカイライ等の山道を通る必要があると言われたからです。
実は、朝にガソリンを途中で入れようかどうしようか迷っていたのですが、時間に余裕があるにもかかわらず、帰りにガソリンスタンドに寄ればといいや・・・と給油することを先送りにして、ゴルフ場に来てしまっておりました。
行きのルートで帰ると、高速道路を乗るまでに幹線道路を走るため、ガソリンスタンドはありますが、周りに何もないと思われる山道ルートでは、期待薄です。
とにかく、渋滞を避けるため山道ルートで帰ることを決意して、上り坂を走りはじめたのですが、山道を走っているため、通常よりもガソリンの減りが早く、針がどんどん減ってきます。一人で車に乗っていたため、「この山道の途中で止まったら、JAFが来てくれるかな?」とか、「次のガソリンスタンドまで何キロあるのかな?」とは、余計な心配事で頭が一杯になってきます・・。
運転にもなかなか集中することができず、カーナビと燃料計を交互に見るありさまです・・・。
幸いにも、伊豆スカイライン、ターンパイクと渋滞がなかったため、燃料ぎりぎりで小田原まで戻ってくることができました。
早速、すぐにガソリンスタンドを探し、無事満タンに給油することが出来て一安心。
その後、小田原厚木道路で渋滞にはまりましたが、ガソリンに余裕があるのでまったく渋滞が気になりません。先ほどまで渋滞がなかったにもかかわらず、心配事で頭の中がいっぱいだったのが、ガソリンに余裕があるだけでこんなにも冷静にいれるのだったら、余裕をもって朝に入れておけばよかったと後悔しました。
渋滞にはまって、先ほどまでの出来事を振り返りながら、仕事にも同じことが当てはまるな・・と考えさせられました。
例えば、時間に余裕がないと、時間が気になり、心に余裕がなく焦ってしまうことで、通常では考えられないミスをおかすことがないでしょうか?また、お金に余裕をもって経営をしていないと、その場限りの資金繰りばかりが気になって、将来を見据えた判断ができないことはないでしょうか?
パソコンでも、いろいろなタスクやセキュリティソフトが立ち上がり、OSにメモリの余裕がなくなることでフリーズしたり、処理が遅くなったりして、本来の正常な動作ができなくなりますね。
頭の中のOSを心配事で占有されることなく、余裕をもって物事に対応するために、問題を先送りしてはいけないだなあ・・・と改めて感じさせられた出来事でした。