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バブルの前兆・・・・・?     相模大野の司法書士からのアドバイス

2017 / 12 / 12 / 火

 

 

 

1年間で約17倍となりましたが・・・・・

 

昨日は仮想通貨に関する事業を行っている会社の会合があり、仮想通貨が今後どのように形で取引や実生活に利用されていくのかや仮想通貨の最近の動向などに関し、最先端の情報を教えていただく機会がありました。

 

その中で一つ議題となったのが、現状のビットコイン価格の高騰はバブルかどうかということ。

 

ちなみに、直近の価格は、年初の価格から約17倍となっており、本日の日経新聞でもとりあげられております。

 

ある投資家が、靴磨きをしている少年までもが株の話をしているのを聞きつけたことで、現状の相場が天井と判断し、大暴落をする前にすべての株を売却したことで難を逃れたという有名な話があります。この話は、1929年のアメリカのバブル崩壊時のエピソードとして紹介されています。

 

仮想通貨もマスコミ等で取り上げられて存在が一般的となり、私たちの間で話題となることもありますが、上記の株の話と異なるのは、実際に購入している人が少ないということです。おそらく仮想通貨の将来性を考え、まだビットコインを保有していない機関投資家が購入していることで価格が高騰しはじめたと思われ、今後ビットコインを必要としている需要があるので、短期的に乱高下の場面があったとしても、バブルではないとの見解でした。

 

 

また、仮想通貨はそもそも信用に関する裏づけがないので、大暴落するのではないか?という参加者からの質問に対しては、「それは通貨も同じ」との見解でした。

 

つまり、日本の円も「金」などに交換できる兌換紙幣でなく不換紙幣であり、日銀の信用のもとでお金としてみんなが認識しているから流通しているため、日銀の存在を知らない国では、1万円札をお金として認識してくれないので、利用することはできません。逆に、どこの国がわからない紙幣は、日本で受け取ったとしても私たちがお金と認識することができないのと同じことがいえます。

 

その点、ビットコインなどの仮想通貨は、世界共通の通貨として認識されているので、逆に独自の国の法定通貨より信用があるときが来るかもしれませんし、数日前にビットコインの先物市場ができたので、現在の価格の乱高下の変動もヘッジすることができるようになるかもしれないとのことでした。

 

 今後、ビットコインを投機の対象ではなく、私たちの生活の中に取り入れるためのビジネスモデルも伺うことができ、オリンピックで多くの海外からの多くの訪日客の決済手段として根付く可能性があるかも・・・・と感じ、決済手段の変化があらゆることに影響を及ぼすことになることを改めて認識させられた会合でした。

 

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