昨日のブログで書きましたが、仮想通貨の「ビットコイン」が分裂して、「ビットコインキャッシュ」という新通貨が誕生しました。
今までのところ、分裂に伴ってコインが消失したなどのトラブルは起きていないようで、ひとまず安心といったところでしょうか。
今までビットコインのシステムを管理してきた「コア」と呼ばれる人とビットコインの取引を監視して承認する「マイナー」と呼ばれる人たちとの間で対立があったことが今回の騒動の原因だったようです。
マイナーは、取引の承認をすることで、報酬としてビットコインをもらうこととなっており、その業者の多くが中国にいるといわれており、今回の新通貨をつくったのも中国の業者のようです。
取引所の事前の案内で、ビットコインが分裂した場合でも、保有している量と同じ量の「ビットコインキャッシュ」が割り当てられるということでしたので、自分のビットコインがどうなったのか確認してみましたが、確かに同じ量のビットコインキャッシュが増えておりました。
ビットコインと同じ量の新通貨が付与されたことで、資産も2倍に!・・・といいたいところですが、新しいビットコインキャッシュに関しては、ビットコインの6分の1程度の価格となっておりました。
ただ、今回の騒動がひとまず落ち着いたということで、ビットコインの価格は前日よりだいぶ上がったため、結果として分裂前より評価が増えておりました。
仮想通貨の勉強のために購入したビットコインですが、自分たちの知りえないところで、取引が管理記録されているので、まだ雲をつかむような感じです。
やはり、この一連の騒動での価格の乱高下をみても、今の状態では実際の通貨として流通させるにはリスクが大きすぎると感じております。今後、この価格差をヘッジできる仕組みが近い将来できたときに、もっと身近なものとして利用されてくるのではと思っております。
ちなみに、株式も今回の仮想通貨のように、所有している株式と異なる株式を割り当てたり、所有している株式が数倍になったりすることもあります。明日は、そのことについて書いてみたいと思います。