今日、ある社長様が手続きのために証明書を事務所まで持参してくださいました。印鑑証明書だったのですが、市役所の窓口で発行されたものではなく、コンビニで発行された証明書でした。
私の事務所のある相模原市では・・・・・
・住民票の写し、印鑑証明書→平成28年1月26日
・戸籍事項証明書、戸籍附票の写し→平成29年4月3日
より、マイナンバーカードを利用して、コンビニのコピー機から証明書が発行できるようになりました。また、平成30年1月4日から、市民税県民税の課税証明書と納税証明書、固定資産税都市計画税納税証明書も取得できるようになる予定です。
一方、今まで駅の近くなどにに設置されていて、仕事帰りや土日祝日に取得することが出来ていた証明書自動交付機が平成31年で運用を終了することとなります。
金融機関が事務の大半をコンピューターに代替させて、人員削減を図ることをブログで取り上げさせていただきましたが、自治体も事務を民間に委託したり、コンピューターで自動で取得できるシステムに切り替えていくことが加速していくものと思われます。
市役所を利用する私たちも、窓口に長時間並ぶことなく、近所のコンビニで証明書が気軽に取得できると便利になりますね。
ちなみに、コンビニで発行される証明書は、市役所の窓口で取得できる証明書と異なり、普通紙のような紙にモノクロの状態で出力されます。裏に偽造防止の処理が施されているのですが、一見するとコピーかどうかわからず、偽造かどうかの判定を迫られるので、コンビニ証明書が普及することは私たちにとっては悩みの種になりそうです・・・・・。
今のところあまりメリットを感じないマイナンバーカードですが、各種サービスの拡充によって自治体の事務効率化と市民サービスの向上が図られていくんでしょうね。