クリスマスの25日が過ぎると、街の空気が一変し、年末年始モードに突入します。毎年25日と26日の間は、たった1日の違いなのですが、目に見えない節目があるような気がします。
これから仕事納めまでの間、年末の急ぎの仕事をこなしながら、年賀状の準備に追われる・・というのもこの時期ならではの光景となっています。
ところが最近、終活がクローズアップされるようになってから、新年の挨拶と同時に来年からは挨拶を辞退したいという文章を添えた、「終活年賀状」を送る方が増えているようです。
私も、今年の元旦に数枚そのような年賀状を受け取りました。頻繁にお会いできない方とは、年賀状の交換でお互いの無事を確認する意味もありますので、少し残念な気がしますが、高齢となって数十枚、数百枚の年賀状と出すというのも大変な作業ですからお気持ちはよくわかります。
しかも、来年は「平成最後の年賀状」となるので、時代の区切りということで、例年より終活年賀状を出す方が多くなるかもしれません。
ちなみに、年賀ハガキの発行枚数も2003年の「44億5936枚」をピークに毎年右肩下がりで減少し、2019年用の年賀ハガキは「24億21万2000枚」まで発行枚数が減少してしまっています。
年賀状をハガキで出すという習慣が、将来なくなってしまうかもしれませんね・・・。