三連休の中日である今日、久しぶりに映画を鑑賞してきました。
鑑賞した映画は、カンヌ国際映画祭で最高賞であるパルムドールを獲得した是枝監督の「万引き家族」。
2013年に、赤ちゃんの取り違え事件を題材にした「そして父になる」に続いて、家族とは? 絆とは?・・・・を考えさせられる映画でした。
映画鑑賞を終えた後、なんとも言えないモヤモヤ感がありました。
私たちが普通に生活していれば遭遇しないようなニュースが、たびたちテレビ等で報道されておりますが、その背景も知ることなく私たちは善悪で物事を判断しがちです。
しかしながら、決して善悪という価値観だけでは物事を判断することは早計ですし、仮に悪だと感じていたとしても生きていくためにその手段を選択せざるを得ない環境に置かれている人がいるという現状に目を背けてはならないということを感じました。
まだ鑑賞されていない方もいらっしゃるので、内容を記載するのは避けますが、樹木希林とリリーフランキーのキャスティング、この映画になくてはならない存在です。
貧困問題・DV問題・児童虐待など、社会問題をテーマにしたこの映画、ぜひ皆さんも鑑賞していただきたいと思います。ぜひとも、今までの自分の善悪の価値観を考慮せずに、最後まで鑑賞してみてください!