先日、同級生の親御様の相続の打ち合わせをしました。
気が付けば、私の世代の親御様もそれなりの年齢となっているので、最近、同級生から相続の依頼を受ける機会が多くなりました。
今回、同級生から依頼を受けたのが、「遺品整理」と「遺産整理」の業務です。
なんとなく似ている感じがしますが、遺品整理はご実家の中にある荷物の中から相続人の方も把握していないような財産がないかを確認したり、荷物を整理、処分等を行うことです。
お一人様だった親御様と同居をしておらず、生前、相続財産についての情報を聞かされていなかった場合は、相続財産を把握するということはかなり困難なことだと思います。
よって、荷物の中からヒントになるような情報を得ていくため、ご実家を売却して家を明け渡しする前提として、遺品整理を行ったりします。
この遺品整理について特に資格などが必要ではないため、お客様の中にはホームページなどで検索した民間業者の中からお願いしているケースが多いようです。
お客様の立場からすると、遺品整理をお願いをしてみたものの、「大事な財産が出てきた場合にきちんと報告してくれるだろうか?」「大事な財産を誤って処分してしまったりしないだろうか?」と不安に感じられることもあると思います。
そこで、私どもで遺品整理についての相談を受けた場合、信頼できる業者にお任せしているのはもちろんですが、ご不安を解消するために、遺品整理の現場に立ち会って一緒に作業をするようにしています。
よって、今回も同級生の実家において遺品整理を業者の人と一緒に行ってきます。
一方、そのように遺品整理を経て相続財産が確定できたら、それらの相続財産を相続人の意向にそって分配手続きを行っていくのが、遺産整理となります。
預貯金や株式の換価処分や不動産の相続手続きなど、財産の種類によって異なる手続きを相続人の代わりに行い、換価した後の現金等を相続人で合意した協議内容に従って分配をしていきます。
ということで、普段お仕事をされていて実家の片づけまでとても手が回らない・・というお客様でも、ご相談いただければお悩みに応じたお手伝いをさせていただきますので、お気軽にご相談ください!