昨日、当事務所から目と鼻の先にある伊勢丹相模原店が、29年間の営業を終え閉店しました。
最後の様子を目に焼き付けておこうと思い、デパートに足を運んだのですが、同様に考えていらっしゃる方が多かったのか、デパートに入る通路から多くの人で混雑しておりました。
店内に入ると、どの店舗もお客様の熱気であふれており、気づいたら購入する予定のなかったセールの品を手にしておりました(笑)
お馴染みの閉店シーンが伊勢丹相模原店でも行われ、その様子がニュースで流れてもまだ閉店した実感がありませんでした。
しかし、今日、閉店した伊勢丹を訪ねてみると、昨日まで掲げられていた看板が一切取り外されて、デパートの建物が単なる「箱」に変わった姿を見て、昨日で閉店したんだという実感が湧いてきました。
建物は人が利用していないと劣化が早いと言われることもありますが、デパートのような商業施設の建物が利用されなくなると、建物自体が劣化するだけでなく、その地域の経済が衰退する要因の一つにもなりかねません。
地方の駅前にあったデパートがそのまま放置され、周りがシャッター街となってしまった商店街を何度か見かけたことがありますので、そのような状態になる前に利活用を検討してもらいたいものです!