成田国際空港にて出国、帰国手続きともに、顔認証ゲートによる本人確認手続きをはじめて経験してきました。そもそも、国際線に搭乗するのもはじめてでしたが(笑)
この顔認証ゲートは事前登録などの手続きは一切不要で、ゲートの機械にパスポートをかざしたあとにゲートのカメラで顔写真が撮影され、パスポートのICチップに内蔵されている画像と撮影した写真が瞬時に機械で照合されることで本人確認が行われます。
私のパスポートの写真は眼鏡をはずしている写真なのですが、眼鏡をはずすことなく本人であることの判定がされました。
(ちなみに、アイフォンの顔認証IDによるスマホのロック解除は、眼鏡の有無で本人を識別することができなくなってしまいますが)
顔認証システムによる本人確認は、非常にスムーズでスマートな方法ですね。以前のブログで、大阪の地下鉄で2025年3月までにICカードなどを利用せず、顔認証によって改札を顔パスできる仕組みの導入予定がありますが、こちらは顔写真を登録しなければならないので、多くの乗客が利用するには昔のETCのように時間がかかるかもしれませんね。
ちなみに、この顔認証のシステムですが、2020年春からは、チェックイン時に顔認証システムで本人確認を受けてIDを生成しておけば、以後の「手荷物受け入れ」「保安検査場入口」「搭乗ゲート」のすべての場面で顔パスで通過できるようになるとのこと。
空港における人の業務も技術革新で担う役割が変わってきそうですね。